Au matin

おむつなし育児 こどもとくらし 京都 

目の前のこどもの「今」に集中して、観察する。

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今日は十五夜ですね。
ところで先日、津田塾大学のセミナーハウスで開催されたおむつなし育児OG会にいってきました。
 
参加したのは、
三砂ちづる先生と和田さんと、名著『赤ちゃんにおむつはいらない』や『五感を育てる おむつなし育児』の編集者の皆さんと、熊本の竹田さんやインドからも研究チームの皆さん、
そして第一期生のなつかしい皆さん。
 
おむつなしで育った子どもたち(小3ー小4になってます)は、今、どうしてる・・・?
 
「野生のような美しさを備えてる」。
「(小さいとき)、存分に親から受け止めてもらった経験があるから、
自分の中から湧き出てくるものを存分に出せるんだと思う」。
 
「腸が丈夫!」(長くていいのが素早く出る!)
「やると決めたら、やる」、という強さも。
 
すべては、
目の前のこどもの「今」に集中して、
冷静に観察してきた結果です。
 
赤ちゃんのときにしてきたことが、時間をかけて醸造されて出てくる。
長年かけて熟成させるワインやチーズみたいだな、と思った。
 
エディットピアフ。Je ne regrette rien♪何も後悔してない。
そんな子育て。
うまくできないこともいっぱいあったけど、
やるだけのことはやったし、という爽快感が残ってます。
 
おむつなし育児は、そのために最適な、母親のための訓練なのだと思う。
昔つくったおむつなし育児の歌を思い出してしまった。
 
今や、紙おむつ、青いラインが出るから交換するのではなくて、
重たくなったから、といって交換する時代。
 
体育のとき、尿漏れ防止のために、ナプキンを使う高学年の子もいるという。
本当に生涯、紙製品が股についてる時代が来そうで怖いです。
 
生まれつき持っている身体感覚を大事にしたい。
そのうち、
「あの人、自分がうんちしたいのがわかって、トイレに行って出来るんだって!すごいね!」
、なんていう世の中になってしまわないように!